正平革

Heritage~いにしえのおもいをいまのかたちに~

正平柄(卯花色革×黒赤)

この柄は、正平柄(しょうへいがら)と呼ばれ、獅子や牡丹、撫子や唐草などの模様の中に「正平六年六月一日」の文字を染め出したものです。

今から650年ほど昔の南北朝時代には使用を禁止されていたのですが、南朝の征夷大将軍であり、かつ、後醍醐天皇の皇子でもあった懐良親王が熊本八代を訪れた際、この柄が失われることを惜しみ、鹿革に染めて販売することを許可したという由来があります。

「御免革(ごめんがわ)」とも称され、とても縁起の良い柄として、甲冑などの武具に盛んに用いられてきました。

Washinでは、その柄を京友禅の技法により現代に蘇らせました。

正平柄スケール

また、新たな試みとして、漆黒の正平革や、金彩・銀彩加工を施した正平革も取り扱っております。


正平柄(鹿色×黒赤)

正平柄(漆黒色革×紺赤)

正平柄(漆黒色革×銀金)

正平柄(卯花色革×銀金)

※写真と実物では若干色が異なることがあります。

※サイズによっては在庫がない場合もございますので、お問い合わせください。