サンシュユ(山茱萸)

ミズキ科の『サンシュユ(山茱萸)』は早春に黄金色の花を咲かせることから、別名『ハルコガネバナ』と呼ばれます🌳

また、秋には『グミ(茱萸)』に似た実を付けることから『ヤマグミ』とも呼ばれ、漢字名の由来はここから来ます☝

サンシュユの木には面白い特徴があり、40℃程度に保温した牛乳にサンシュユの枝を一晩入れておくとヨーグルトができるというのです( ゚Д゚)

これは、サンシュユの木に生息している乳酸菌によって発酵するためなのですが、枝には他にも様々な微生物が付いていると思われますので、他の雑菌が繁殖してしまうことも十分考えられます(>o<)

ですので、食べるのは控えた方がよいかもしれませんね。。。

ツクシ(土筆)

早春の代名詞とも言える『ツクシ(土筆)』があちこちで生えてきました🎶

ツクシはトクサ科の『スギナ(杉菜)』と同じ植物なのですが、ツクシが大きくなったのがスギナではありません💡

早春に生えるツクシは胞子を飛ばすための胞子茎で、その後生えてくるスギナは生長するための栄養茎です。なので役割が異なります(^o^)/

ツクシの佃煮はとても美味しいですが、実はスギナの柔らかい新芽も食べられますよ🍴

タチツボスミレ(立坪菫)

写真は散歩道で見つけた『タチツボスミレ(立坪菫)』です🌼

スミレには様々な種があり、葉っぱの形は様々ですが、タチツボスミレの葉っぱは丸いハート形でとてもかわいらしいです🍃

名前の由来は、日本中どこでも見られる野生のスミレで、普通のスミレとは違って茎が立ち上がるので、この名前が付いたそうです(^o^)/

ちなみに、スミレの名前の由来で有名なのは、花の形が「墨入れ(すみいれ)」に似ているためとよく言われていますが、花を煮て食べると味が甘くぬめりがあるため「酢楡(すにれ)」から「スミレ」となったという説や、スミレは古くから食用や薬用、染料などにされてきたため、よく「摘まれ」たことが「ツミレ」となり「スミレ」となったという説など色々あるそうです💡

アセビ(馬酔木)

写真はツツジ科の『アセビ(馬酔木)』です🌳

白やピンクの花がとれもきれいなので、庭木としても人気があります(^o^)/

アセビにはグラヤノトキシンI(旧名アセボトキシン)という毒があって、馬が葉っぱを食べれると酔ったようにふらつくことから、『馬酔木』と名付けられたそうです🐎

まぁ、酔うというより、毒に当たっているのですが・・・(-_-;)

もちろん、人や他の動物にも毒ですので、ご注意ください☝