ホザキナナカマド(穂咲七竈)

ホザキナナカマド

写真は、枝の先の円錐花序に花が咲くことから『ホザキナナカマド(穂咲七竈)』と呼ばれる植物です写真のはちょっと花付きが悪いのですが、本来はもっとたくさん花が咲きます🌸

『ナナカマド(七竈)』は、とても燃えにくく、七回窯に入れても燃えないということからこの名前が付いたそうですが、一方で、燃えやすく薪に向いているという風にも言われているので、どちらが本当なんでしょうね💡

ちなみに、実は食べることもできるそうですが、苦みや酸味が強いため、あまりお勧めはしません(;^ω^)やっぱり、きれいな花を観賞するのが一番ですね(^o^)/

オリーブ

オリーブ

『オリーブ』はモクセイ科なので、花の形は『キンモクセイ(金木犀)』によく似ています🌼

写真のとおりとても小さい花ですが、その果実はオリーブオイルや塩漬けなど世界中で食されています🍴

『オリーブ』に実を付けようと思うと、違う品種の木が2本以上必要です💡

ただ、品種選びには注意が必要で、同じ時期に花が咲き、かつ、花付きが良いものを選ぶことが大事です☝

実は、写真の木の横にも授粉用の木があり、とても花付きは良いのですが、それぞれ開花時期が1か月くらいずれていて、毎年実が数個しかなりません(;^ω^)

ですので、同じ時期に咲くかどうかはとても重要なポイントですので、ご参考まで📖

ヤエムグラ(八重葎)

ヤエムグラ(八重葎)

写真は、道端でよく見かけるアカネ科の『ヤエムグラ(八重葎)』です🌼

葉や茎に細かいトゲがあり、それが衣服にくっつくことから、くっつき虫としても有名です(^o^)/

もちろん、小さな種子にもトゲがあります💡

葉っぱが8枚ほど輪生している様子から名前が付けられましたが、百人一首の『八重むぐら しげれる宿の さびしきに 人こそ見えね 秋は来にけり』の『八重むぐら』はこの植物のことではなく、草が生い茂っている様子を表したものです☝

オウバイモドキ(黄梅擬)

オウバイモドキ(黄梅擬)

今日は『オウバイモドキ(黄梅擬)』をご紹介します🌼

別名を『ウンナノウバイ(雲南黄梅)』とも言います(^o^)/

オウバイ(黄梅)と同じソケイ属(ジャスミン)ですが、オウバイに香りが無いように、オウバイモドキにも香りがありません(;^ω^)

花や見た目もとても似ており、もうモドキじゃなくていいのではないかと思いますが、決定的な違いがあります☝

それは、オウバイが落葉樹であるのに対し、オウバイモドキは常緑樹であることです🌳

でも、それなら『モドキ』なんて付けずに、『ヤマボウシ(山法師)』と『常緑ヤマボウシ』のように『オウバイ』と『常緑オウバイ』とすればいいのに・・・、なんか可哀そうな気がしますね・・・(-_-;)

オドリコソウ(踊子草)

山道を歩いていると、久しぶりに『オドリコソウ(踊子草)』に出会いました🌼

最近どこを見ても、同じオドリコソウ属の中では、『ホトケノザ(仏の座)』や『ヒメオドリコソウ(姫踊子草)』ばかりでしたので、オドリコソウが群生しているととてもうれしい気持ちになります🎶

写真の花は白花ですが、薄いピンク色をしたものもあります(^o^)/

また、サイズがホトケノザやヒメオドリコソウよりもはるかに大きいので、見ごたえもありますよ(*^▽^*)

ナガミヒナゲシ(長実雛芥子)

春になると『ナガミヒナゲシ(長実雛芥子)』のオレンジ色の花が目立つようになってきます🌼

名前はさく果が細長いヒナゲシに似た花という意味です(^o^)/

一つのさく果から1,000~2,000粒もの種が播かれ、やせ地やコンクリートの隙間でも生えるほど生命力が強いことから、特定外来生物にまでは指定されていませんが、一度増えると防除は困難を極めます( ゚Д゚)

ただ、アイスランドポピーやヒナゲシと同様、阿片の原料となるアルカロイドを含んでいないので、その点では安心です☝

スノーフレーク

スノーフレーク

春にスズランのような花を咲かせているのはヒガンバナ科の『スノーフレーク』です🌼

『スノードロップ』にもよく似ていますが、サイズや花の時期が異なります(^o^)/

スノードロップは草丈が15cm程度と小さく、花の時期が冬から早春なのに対し、スノーフレークは草丈が50cm程度と大型で、花の時期も早春以降です(‘ω’)ノ

ちなみに『スズラン(鈴蘭)』は全く別の科の植物です💡

ヒトリシズカ(一人静)

山野草で特に人気の高いのがセンリョウ科の『ヒトリシズカ(一人静)』です🌼

写真のように葉っぱにつやがあり、春に繊細で真っ白な花を咲かせるのが特徴です🍃

道端などで見かけることはまずありませんので、山で見かけるととてもうれしくなります🎶

名前は、近縁種の『フタリシズカ(二人静)』が花穂を2本(3本以上出すことも稀にあります)出すのと対比させたのが由来です💡

ただ、フタリシズカは葉っぱにはツヤがなく、花穂も小さいため、人気はヒトリシズカの方が高いです(^o^)/

花の期間はとても短いですが、ツヤのある葉っぱは秋口まで鑑賞できますよ🍁

ルリムスカリ

ルリムスカリ

写真は近くの土手に生えていた『ルリムスカリ』です🌼

ムスカリは園芸作物の定番で、園芸店では必ずと言っていいほど、白や青、紫などの花を咲かせる品種の球根が売られています🎶

写真は瑠璃色をしているのでルリムスカリと呼ばれます💡

ムスカリは基本的に球根から育てますが、種からも育てることができます🌱

花を咲かせるまでに時間はかかりますが、種からゆっくりと育ててみるのも面白いかもしれませんね(^^♪

ラッパスイセン(喇叭水仙)

『ラッパスイセン(喇叭水仙)』は花の内側(副花冠)がラッパのような形をしたスイセンです🌼

鮮やかな黄色はまさにトランペットを彷彿とさせるます🎺

スイセンは、外側の花被片と内側の副花冠の形状の組み合わせで品種が決まっていて、他にも『クチベニズイセン(口紅水仙)』は副花冠の縁が赤で、まるで口紅を塗ったかのような雰囲気があります💄

また、名前の由来は「仙人は、天にあるを天仙、地にあるを地仙、水にあるを水仙」と言う」という中国の古典から来ており、中国でも『水仙』と書きます💡